妻籠宿 山の幸をご堪能ください

お食事は自家製の野菜や季節の山菜を中心とした川魚などの家庭田舎料理です。
夕食にお出ししている五平餅は評判が良く、あまり好きでないという方もこんなに美味しいものなのかと驚かれますが、タレに使っているクルミは自生している沢胡桃を使っているのが我が家のこだわりです。

山家家庭料理

畑で取れた野菜類や、我が家の土地で採れた山菜を使っています。
筍・オコギ(ウコギ)・ふきのとう・ノカンゾウ・タラの芽・コンテツ(コシアブラ)・ワラビ・蕗など、おひたしや煮物天麩羅にと、変る季節とともに食材の変化をお楽しみください。

山菜の中で一番美味しいと思う「しゅうれんぼ(学名=シオデ)」は、五月終わりから六月一杯の山菜で、あまり採れないことから「幻の山菜」姿から「山アスパラ」上品な味わいから「山菜の女王」と、幾つもの別名を持っています。
沢山採れませんので、その頃食べられた方は幸運。

※料理の内容は季節で変わります。

ご飯

我が家の田んぼは約二反(20a)。作っているのは「コシヒカリ」。
痩せ作りで消毒をしないで作りますから、米は小さく収量は少ないです。
稲刈りして稲架掛け(はざがけ)して自然乾燥。
脱穀した後、籾で貯蔵し、一ヶ月に一回くらい籾摺り(もみすり)精米をして、面倒でも一番美味しいというお米の食べ方をしています。
昼夜の温度差と清冽な沢水で育つお米のご飯は、やわらかく、甘く、そして口に風味が広がり、美味しいと好評です。
田んぼの水路には、沢蟹・イモリ・トンボの幼虫のヤゴ・蛍の幼虫の餌となるカワニナなどが棲んでいて、六月中旬には源氏蛍も飛び交います。